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第3回愛玩動物看護師試験に合格しました！

2025年03月31日

認定動物看護師という資格は動物病院に勤務していた時代に合格していたものの、動物看護師が国家資格になったため今までの資格が名乗れなくなったので国家資格に挑戦し、無事に合格することができました！

この国家資格を受験するにあたって、まずは申し込み、補講をwebで20時間くらい学び、予備試験を受け、予備試験に合格した人のみが本試験に受けられるというものでした！

普段のトリミング業務の他にお休みの日に動物病院でお仕事をさせていただきながら勉強を重ねて来ました。実務経験がなければ合格するのは難しかったかもしれません。それくらい出題範囲が広く勉強だけでも難しかったです。

なぜトリマーが動物看護師を目指したのか、気になる人もいるかもしれませんのでここにて私の思いを初公開したいと思います

◎遡る事18年前、初めて働いたペットショップでお客様から”ストルバイト”と聞いてなんの事か分からなかった経験がありました。

ストルバイトとは尿結石の種類でして当時の私はおしっこが出なくなる病気かあー位にしか思わずそのお客様からどのオヤツだったら食べてもいいか聞かれても答えられませんでした。

◎そしてもう一つ、毎週シャンプーに来ていた柴犬が洗いすぎによりカビに感染して脱毛とかゆみが出てしまった事でした。お客様の要望のもとシャンプーをしていたのですが、まさか洗いすぎてそのような事になるとはトリマーになりたての新人には分からない事でした。

そしてそのお客様からもっと勉強して欲しいなあと言われた一言がグッと心に響いて、いくら新人とは言え、お客様からしたらトリミングのプロなのだからそこにきちんとした知識がなければいけないと強く思いました。

そこから動物病院で勤務して看護師の資格を取ろうと思い立ち、職場をペットショップから動物病院へと変えます。

動物病院で勤務しているうちに患者様の悩みが色々ある事に気づいていくのですが、そこで私がお役立ち出来そうだなと思ったのが

◎看護師目線でトリミングをしながら全身をチェックして異常がないかみること。

◎病気の話しを患者様は看護師にじっくり聞いて話したいけど、病院が忙しい事に気を使ってきちんと理解しないままで帰ってしまう事。それによって飼い主さんの疑問や不安が解決せずに治療が進んでしまう事がありました。

このお悩みを解決に導くお手伝いをするにはきちんとした資格と経験が必要だと思い勉強をはじめ、その時取れる看護師資格の最高峰である認定動物看護師を取得しました。

そして動物病院では業務の範囲内でしか出来ないのでやりたい事出来る事がことが狭まってしまう、本当はお客様を喜ばせたりハッピーにする事がしたい、そう考えて独立へと動いていきました。

そこから健康チェックをしながら異常に早く気づいて治療に導き、治療中の不安なお気持ちや疑問をお聞きして1人で悩ませない。お客様の不安を解消してワンちゃんと1日でも幸せな時間が長く続くようにへと思いが固まっていきました。

ここまでが私が動物看護師という資格を取りたいと思い大事にしてきた理由になります。

開業当初の2016年頃はトリマーはトリマーの仕事だけ、看護師は看護師だけ、という感じでトリマーの資格と動物看護師の資格の両方を持ちながら開業する方はほぼいませんでした。2025年になっても両方の資格を持つトリマーはほぼいませんが、病気や健康を気づかったサロンは増えてきました！

だからこそより専門性を持ち、何となく気づいたから伝えてみる、みたいな事はしたくなくてきちんと根拠のあるお話が出来るよう日々勉強に励んでいます。

まとまりのない文章となりましたが少しでも思いが伝われば嬉しいです。